皆さんこんにちは。
本日は一社店の髙橋が担当いたします。
さて表題の通り、デッドリフトシリーズも3篇目となりました。
過去の2つの記事をまだ見られていない方は、ぜひ下記URLよりご一読ください。
〜第1篇〜
https://bc-project.jp/blog_more.php?id=4384〜第2篇〜
https://bc-project.jp/blog_more.php?id=4395今回取り上げる内容は、前回記載した通り
・絶対的要素と相対的要素と
・フックグリップとは(親指がちぎれそうな話)
・デッドリフトの派生種目とは?
の、以上3本です。
3本書いてあるので、いつもより長くなりますのでご注意を。
まず「絶対的要素と相対的要素と」について。
デッドリフトを実施しようとした際に、この2つの要素が関係してきます。
まず絶対的要素ですが、40kgのバーベルがあると仮定しましょう。場所は一社店です。
誰がやっても変わらない要素として
・床とバーベルまでの高さ
・40kgという重量
が一先ずあげられます。
いつどこで実施しても、この2つの要素が変化する事はありません。
池下店で実施しようが、一社店で実施しようが変わりません。
では相対的要素を考えていきましょう。
先ほどと同じ状況下にあるとします。
さらに今回は実施者として、A君、B君の二人を準備しました。
それぞれのデータとして
・A君:身長165cm 体重53kg デッドリフト最大挙上重量150kg
・B君:身長186cm 体重92kg デッドリフト最大挙上重量80kg
とします。
行うデッドリフトは、コンベンショナルデッドリフトです。

これらの身体的要素を含めて考えていきましょう。
バーベルの高さはA君だろうがB君だろうが変わる事はありません。
床からの高さは変わりませんが、それぞれの実施者の身長に対してバーベルまでの距離は異なります。
身長の低いA君の方がバーベルまでの距離は近くなるはずです。(バーベル-手 の距離)
また脚の長さとバーバル高、スネの長さとバーベル高なども差が出るはずです。
(B君の脚が短くなければですが…)
普通に考えて、背丈の低いA君の方が開始姿勢を取りやすくなります。
(柔軟性の欠如などのネガティブな要素などは今回、排除します。)
「バーベルは身長に対し何%の位置にあるか」は、人によって異なる要素です。
身長に対するバーベル高の割合が高いほど、しゃがむ高さは低くなります。
胴体の長さによっても、股関節伸展可動域に差が出てしまいますね。上体が寝ている状態だと、起こしていく労力も必要です。
また設定されている重量(今回は40kg)が、被験者にとってどれほどのものなのか。
A君はMAX150kgに対して40kg…(約25%)
B君はMAX80kgに対して40kg…(50%)
この数値を見るだけでも、差があることが分かりますね。
第1篇でも伝えましたが、トレーニングを型に当てはめて実施すると、これらの要素が抜けてしまいます。
自身の身体要素や能力に対しどのような姿勢をとるか、これらが大切かと思います。
ここまで書いておいてなんですが、別にデッドリフトはしなくてもいいんです。
しなかったからといって大切なものが盗られる訳でもないし、悪運が身に付く訳でもありません。
皆さんに不利益が生じる事はありませんのでご安心ください。
ですが、出来る身体の状態を作っておくのは大切かと思います。
他のトレーニングにも活きてくると思いますし、身体の健全性を確保できるかと。
ちなみに今回取り上げたA君、B君は実在する誰かではありません。
では続いて「フックグリップとは(親指がちぎれそうな話)」について。
皆さんは「フックグリップ」を聞いた事はありますか?
フックグリップとは

このようにバーベルを握るやり方です。
皆さんの普段の握り方とは、少し異なると思います。

何が違うか気付きますかね?
…
そうですね、親指がなんか違いますね。
これがフックグリップの特徴になります。
普段皆さんが握っている方法は「サムアラウンドグリップ」と言います。
その名の通り、親指(Thumb)で囲い込む(Around)ためですね。
フックグリップは、先に親指をバーシャフトに巻きつけるように握ります。
おそらくそれが名前の由来でしょう。(フック:Hook)おそらくです。確証はありません。
ではなぜ、フックグリップを行うのでしょうか。
理由は様々あるでしょうが、私が取り入れる理由は握力のためです。
お恥ずかしながらマッチ棒のような細い腕の私には、ある程度の重量で行うデッドリフトは脚より先に腕が疲労してしまいます。
この時「乳酸が溜まった…」なんて言葉が出てきそうですね。
「乳酸が溜まって動かせない。疲労してしまっている…」ってな具合に。
確かに乳酸は発生するかもしれませんが、疲労物質ではありません。
えっ…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それが事実です。
話が逸れてしまいましたね、話を戻します。乳酸の話はまたいつか。
先にもあげた通りフックグリップは親指をあらかじめバーシャフトに巻き付け、その上から他の4指を握ります。
親指を引っ掛けられるおかげで、そこまでしっかり握らなくてもバーシャフトを持つ事ができます。
先日掲載してる写真でも、実はフックグリップで持っています。

サムアラウンドグリップより楽になるだけで、永遠に持ち続けられる訳ではありませんので悪しからず。
で、ここで題名の(親指がちぎれそうな話)です。
なんども記述していますが、これは親指をあらかじめ巻き付けておく持ち方です。
地球には重力があり、バーベルにも絶えず落下する力がかかり続けます。
やってみると分かりますが、初めて行うと親指に激痛が走ります。
親指の爪の付け根や指の内側部分に負担がかかります。
本当にちぎれる事はありませんが、やった人にしか分からない痛みです。
私も最初は痛かったですが、やり続ける事で慣れました。その痛みを感じる事はもうありません。慣れとは恐ろしいですね。
習得した今では、デッドリフトを始めスナッチ、クリーンなど様々な種目に使用しているので便利です。
もちろん指の長さなど個体差がありますので、皆が皆これをできるとは思いません。
そしてこれはあるあるだと思いますが、買い物袋を持つときや吊り革に捕まる時など
ふとした時にフックグリップで持ってしまいます。
トレーニーあるあるですので、もし街中でその光景を見かけた時はトレーニング経験者とみて間違い無いでしょう。
さて最後に「デッドリフトの派生種目とは?」について。
ここまで長くなってきていますが、もうしばらくご辛抱を。
デッドリフト(コンベンショナル)の派生種目には、いくつかあります。
スモウデッドリフトと言われるスタイルや、ルーマニアンデッドリフトと呼ばれるもの。
スティッフレッグデッドリフトなんてものもありますね。
それぞれ、デッドリフト(コンベンショナル)とは狙いや目的が異なる種目となります。
長くなるのもあれなので、ここではルーマニアンデッドリフトについて。
ルーマニアンデッドリフト、通称RDL。(Romanian Dead Lift)
こちらのトレーニングは名前の通り、ルーマニア人が行っていた事が由来とか。
BC PROJECTにお越しの皆さんなら、一度は目にした事が必ずあると思います。
なんなら皆さん一度は行っているかもしれません。
こんな種目です。

既にあげているデッドリフトとは、動作が全く異なるのが見て取れるかと思います。
(これまた私の修正点には目をつぶってください…)
目的としてあげられるものに
・ハムストリングス(もも裏)の柔軟性改善
・ハムストリングスの筋力強化
・身体後面筋群の筋力強化
・ヒップヒンジ動作の獲得
などがあります。
ルーマニアンデッドリフトについては後日、もう少し詳しく記事にしようかと思います。
少し短いですが、ご了承ください。
今回は3つについて記載しましたが、文字数の都合上、端折ったところもございます。
何か気になる際は、一社店にお越しの際にお願いいたします。
池下店の会員の皆様は池下スタッフへお伺いください。
こちらのお客様は、今秋開催のスパルタンレースへ出場します。

BC PROJECTでトレーニングを行い、秋に向けて仕上げていきましょう!
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