皆さんこんにちは。
本日は一社店の髙橋が担当いたします。
ここ最近、プロ野球界において「前十字靭帯損傷」というワードをよく目にします。
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202206100000640.html「前十字靭帯」とは一体どんなものか皆さんご存知でしょうか?
※長いので前十字靭帯(Anterior Cruciate Ligament)→以降ACLと記述します。
最近の野球界でいうと他にも
・プロ野球 ソフトバンクホークス:栗原 陵矢選手
・プロ野球 西武ライオンズ:若林 楽人選手
・MLB アトランタ・ブレーブス:ロナルド・アクーニャJr.選手
これらの選手がACLに関連した負傷により、離脱しています。
過去には元読売巨人軍:吉村 禎章さんもこの靭帯を負傷したと言われています。(1988年7月6日:札幌円山球場にて)
野球界でもこれまで複数名が負傷していますが、印象としては
バスケットボールやバレーボールの選手が多いような気がします。
性差としては女性が多い印象です。
今回のブログからACLについて、数回に分け掲載しようと思います。
まずこのACLがある部位ですが、もちろん膝です。
"前"十字靭帯があればもちろん"後"十字靭帯もあります。
これら2つの十字靭帯は膝関節内部にて交差して存在しています。
イメージとしては、こんな感じです。

中指に該当するのが、ACLです。
人差し指が後十字靭帯と思ってください。
大腿骨の外側顆から脛骨(スネの骨)前顆間区に向かって走行します。
そしてこのACLは2本の線維からなっています。(前内側線維束・後外側線維束)
ACLは線維方向、靭帯の付着する位置などから
・脛骨が前側に変位するのを防ぐ(大腿骨に対して)
・脛骨が回旋するのを防ぐ
・膝関節が過度に伸展しないようにする(膝関節の反りを防ぐ)
などといった役割があります。
ACLが断裂し靭帯としての機能を果たしていないと、これらの方向に対し制限ができなくなります。
その結果、動作時に膝が抜ける感じや外れる感じなどといった、所謂「膝崩れ」が起きることがあります。
この状態を放置したまま運動やスポーツを継続していくと
・半月板損傷
・軟骨損傷
などといった二次的損傷を引き起こす可能性が高くなってしまいます。
このACLは自然治癒しない靭帯とされ、損傷しても自然に治る事はありません。
我々人間はどこかしら怪我をしても元に戻るor過剰に再生しますが、ACLはこれに該当しません。
ですので放っておいても、切れた靭帯が再度生え変わったりすることは基本的にありません。
なのでスポーツ選手は断裂した場合、手術という選択肢を選ぶわけです。
手術方法やスポーツ復帰目安等は、各病院においてプロトコールが作成されていると思います。
基本的には主治医等と相談しながら、復帰時期等を決めリハビリに励んでいきます。
ひと昔前は、ACL断裂は選手生命の危機なんて言われていました。
しかし今では復帰し活躍する方が多くいます。
先に挙げた若林 楽人選手、ロナルド・アクーニャJr.選手も、今年復帰しております。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a2b400041014d5029f727d3819b002ba93dc58ehttps://full-count.jp/2022/05/07/post1218133/余談ではありますが、私の義兄も数年前にスノーボード中にACLを断裂しております。
それだけで済めば良かったものの、ACLに加え
・内側側副靭帯
・半月板(内外側どちらか忘れましたが)
も一緒に損傷しております。(アンハッピートライアドというやつですね…)
こんな一般人でも現在では問題なく生活しております。
やんちゃ盛りな子どもと一緒に、毎日走り回っているそうです。もちろん痛みなく。
ここまで少しですがACLについて記載してきました。
次回は再建手術、リハビリ等について記載しようと思います。

こちらのお客様は膝の靭帯を損傷し、再建手術をされました。
膝の痛みや不安定感を感じいていましたがトレーニングを行い、解消されました。
これからもトレーニングを継続し、さらなるパワーアップを図ります!
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